Technique

<ガンプラテクニック>

書籍や動画など実践したことで学んだガンプラテクニックを随時まとめています

※細心の注意と実践をして掲載おりますが、間違いや誤りがある場合もあります。

  1. ゲート処理と仮組
  2. 合わせ目消し
  3. スジ彫り
  4. ミキシング(パーツ組み換え)
  5. 洗浄・乾燥
  6. 塗装:サーフェイサー
  7. 塗装:筆塗
  8. 塗装:エアブラシ
  9. 塗装:墨入れ
  10. デカール貼り
  11. 塗装:ウェザリング(風化や汚し効果)
  12. 塗装:コーティング
  13. ポージング
  14. 撮影
  15. 編集

A.ゲート処理

0.キットの基本(名称)

・ランナー:個々のパーツの周りの枠
・ランナータグ:A~Eなどに分かれている枠や各パーツの番号が書かれているタグ
・ゲート:ランナーと個々のパーツを繋いでいる部分
・パーツ:組み立てる部品

図A-00_01 ランナー
図A-00_1 ランナー
図A-00_02 ゲート
図A-00_02 ゲート
図A-00_03 パーツ
図A-00_03 パーツ

1.ランナーから各パーツを切り出す(2度切り+デザインナイフ)

・切れ味の良いニッパー(「薄刃」、できれば高級「片刃ニッパー」)を使う

図A-01_01 Premium薄刃ニッパー(MINESHIMA)
図A-01_01 Premium薄刃ニッパー(MINESHIMA)

・1回目切り取り:パーツから少し離したところを切り取る(図A-01_02/A-01_03)
・2回目切り取り:ゲート数mm残して切り取る(パーツぎりぎりで切り取らない)(図A-01_04)

図A-01_02 ゲート処理1/4
図A-01_02 ゲート処理1/4
図A-01_03 ゲート処理2/4
図A-01_03 ゲート処理2/4
図A-01_04 ゲート処理3/4
図A-01_04 ゲート処理3/4

・少し残したゲートはデザインナイフで少しずつ削っていく※1回で削り落とさない(図A-01_05)

図A-01_05 ゲート処理4/4
図A-01_05 ゲート処理4/4

・白化した箇所は「爪」で軽く擦ってプラスチックの密度を均一化して処理をするすると白化を抑えられる

2.白化が残った場合、流し込みセメント+ヤスリ掛けをする

・TAMIYAセメント(流し込みタイプ※速乾でも可)を白化した部分に少量塗って、溶かして密度を均一化して白化を消す。(図A-02_01)
→固まったらその部分をヤスリの400番>600番>1000番で少しずつ削って均していく。(図A-02_02)
※溶剤系(プラスチックを若干溶かして固めるもの)ものを使用する。
仕上げに2000番でヤスリ傷を消していく

図A-02-1 TAMIYAセメント(流し込みタイプ)速乾
図A-02_01 TAMIYAセメント(流し込みタイプ)速乾
図A-02_02 TAMIYAセメント(流し込みタイプ)速乾
図A-02_02 TAMIYAセメント(流し込みタイプ)速乾
図A-02_03 紙ヤスリ
図A-02_03 紙ヤスリ

3.仮組み処理

塗装などを前提として仮組を行う場合、
パーツを分解しやすいようにスナップフィットの凹部分に切り込みを入れる(図A-03-1/図A-03-2/図A-03-3)

図A-03_01  仮組スナップフィット処理
図A-03_01 スナップフィット処理
図A-03_02  仮組スナップフィット処理
図A-03_02 スナップフィット処理
図A-03_03  仮組スナップフィット処理
図A-03_03 スナップフィット処理

B.合わせ目消し

1.流し込みタイプ(速乾)+ヤスリ掛け

・合わせ目が発生する接合パーツ(図B-01_01)
上の「図A-02_01 TAMIYAセメント(流し込みタイプ)速乾」を使用

図B-01_01 合わせ目消し1/5
図B-01_01 合わせ目発生個所

1.A4用紙1枚分くらいの隙間を開ける(図B-01_02)
2.接合部分に接着材(流し込みタイプ速乾)を流しいれてくっつける(図B-01_03) ※溶剤が少し盛り上がるくらい
3.ヤスリ 400番>600番>1000番の順で削って調えていく(図B-01_04)

図B-01_02 合わせ目消し2/5
図B-01_02 合わせ目消し:接合部分の隙間
図B-01_03 合わせ目消し3/5
図B-01_03 合わせ目消し:接着剤流し込み接合
図B-01_04 合わせ目消し4/5
図B-01_04 合わせ目消し:溶剤で溶けて膨らんだ部分をヤスリ掛け
図B-01_05 合わせ目消し5/5
図B-01_05 合わせ目消し:図解